N
A
S
D
A
Q
1
0
0
P
e
r
f
o
r
m
a
n
c
e
パフォーマンス
ナスダック100のこれまでのパフォーマンスを
米国の代表的な株価指数であるS&P500と比較して
ご紹介します。
N
A
S
D
A
Q
1
0
0
v
s
S
&
P
5
0
0
パフォーマンスの違いは
どこから生まれる?
ナスダック100とS&P500の大きな違いのひとつとして、採用基準が挙げられます。S&P500の採用基準のひとつに、「四半期連続で黒字維持」という条件があります。一方ナスダック100にはそのような採用基準はなく、資本・利益・キャッシュフローなどから構成される基準のうちどれか1つを満たせば、赤字企業でも採用対象になります。つまり、ナスダック100では、新興企業によく見られる積極的な投資による赤字を伴った企業でも採用の可能性があり、イノベーションの種を早期に取り入れることが期待できます。
この点が、ナスダック100とS&P500のパフォーマンスの違いに影響を与えてると考えられます。






1年
3年
5年
10年
20年
最大
積立投資シミュレーション
-
過去10年 2013年7月末〜
2023年7月末-
元本
毎月末3万円360万円
-
S&P500
最終金額892万円
(+ 532万円) -
NASDAQ100
最終金額1,228万円
(+ 868万円)
-
-
過去20年 2003年7月末〜
2023年7月末-
元本
毎月末3万円720万円
-
S&P500
最終金額3,555万円
(+ 2,835万円) -
NASDAQ100
最終金額6,499万円
(+ 5,779万円)
-
-
過去30年 1993年7月末〜
2023年7月末-
元本
毎月末3万円1,080万円
-
S&P500
最終金額7,981万円
(+ 6,901万円) -
NASDAQ100
最終金額1億6,962万円
(+ 1億5,882万円)
-
※円ベース、配当込み※毎月末に積立(ただし、最終月は投資無し)※上記は過去のシミュレーション結果を示したものであり、投資元本の安全性および将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。
出所:ブルームバーグ
危機を乗り越えてきたNASDAQ100
ITバブル
大 き な 影 響 を 受 け る も 徐 々 に 回 復
1990年代後半、米国でシリコンバレーを中心にベンチャー設立ブーム、投資マネーが活気づき、いわゆるハイテク株が大きく上昇し、ITバブルが発生しました。しかしその後バブルは崩壊し、ハイテク株中心に構成されていたナスダック100は大きな影響を受け、ピーク時に比べ最大で80%以上下落するなど、株価はしばらく停滞しました。しかしその後、米国経済と企業業績の回復などを背景に株価は上昇し、回復していきました。

リーマンショック
下 落 後 比 較 的 早 期 に 回 復
2008年、サブプライムローンに関連した金融商品の損失懸念が現実化、アメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズの破綻をきっかけに、世界的な金融危機が発生しました。当時ナスダック100はITバブル崩壊後の回復期に入っていましたが、リーマンショックの影響を受け急激に株価が下落。ナスダック100指数は2008年にピークを迎えた後、約40%下落しました。しかし数年間停滞したITバブルと比べると、各国の中央銀行の対策などもあり、リーマンショック後は比較的早期に回復を果たしました。

コロナショック
下 落 す る も テ ク ノ ロ ジ ー 期 待 で V 字 回 復
新型コロナウイルスの拡大から世界的に景気後退懸念が発生し、ナスダック100は大きく下落しました。しかし、テレワークやeコマースの需要増加等からハイテク株への期待が高まり、ナスダック100は早々に回復しました。新型コロナウイルスを契機に人々の暮らしやビジネスなどのあり方が大きく変わり、デジタル・トランスフォーメーションが加速したこと等から、ハイテク株中心のナスダック100はさらに上昇し、史上最高値を更新しました。

金融危機からも
テクノロジー産業は復活し
コロナショックで
その重要性が
さらに浮き彫りになる
ITバブルの崩壊やリーマンショックを経験してもテクノロジー産業はその都度回復し、ナスダック100は今日でも成長を続けています。また、コロナショックはテクノロジーの重要性をますます浮き彫りにしました。オンラインコミュニケーション、クラウドコンピューティング、eコマース、ロボット技術など、コロナ禍においてテクノロジーは多くの人々の生活やビジネスを支え、社会に貢献しました。今後、AI、IoT、ブロックチェーンなどのテクノロジーはさらに進化・融合することが期待され、ハイテク株中心のナスダック100もさらなる成長が期待できます。